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[総理大臣杯]東海大、法大、駒大、国士大、筑波大が関東代表に

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 第33回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 関東代表決定戦が14日、中央大多摩キャンパスサッカー場などで行われ、関東代表5チームが決まった。

 Aブロック決勝では前日、流通経済大を破った東洋大と東海大が激突。2-2で延長戦にもつれ込んだ試合はFW深草恭兵(3年=大津高)の決勝ゴールで東海大が3-2で勝ち、9年ぶりの全国進出を決めた。

 Bブロック決勝では今季の関東1部リーグ2位につける明治大と法政大が対戦。前半終了間際にMF富井英司主将(4年=横浜FMユース)のゴールで先制した法大が2-0で勝ち、2年ぶりとなる全国切符を獲得した。

 Cブロック決勝は準決勝で慶應義塾大に勝った尚美学園大と駒澤大が対戦し、駒大が3-0で快勝した。駒大は前半30分にDF中山友規主将(4年=駒澤大学高)のゴールで先制。後半33分、34分にはMF山中淳樹(4年=総和高)が連続ゴールを決めた。駒大は2年ぶりの総理大臣杯出場。

 昨年度の全日本大学選手権優勝の中央大と国士舘大が戦ったDブロック決勝は、国士大が4-0で快勝した。国士大は前半14分にMF蓮沼優(3年=千葉U-18)が先制ゴール。後半にも全日本大学選抜のFW高橋大(4年=盛岡商高)のゴールなど3点を加え、唯一2年連続の全国大会出場を決めた。

 早稲田大と筑波大との実力派対決となったEブロック決勝は、点の取り合いとなった結果、筑波大が4-2で勝利。2年ぶり20回目の全国大会出場を決めた。筑波大は前半12分、1年生MF山越享太郎(東京Vユース)のゴールで先制。40分にはMF小澤司(3年=桐蔭学園高)、44分にはMF石神幸征(2年=藤枝東高)のゴールで突き放した。後半、早大の追撃にあったが逃げ切った。

【関東代表決定戦】
[Aブロック]
東洋大 2-3(延長) 東海大
[洋]本橋(41分)、黛(74分=補・松本)
[海]島(17分)、伊藤(58分=補・岩上)、深草(98分=補・黄)
※東海大は9年ぶり8回目の総理大臣杯出場

[Bブロック]
明治大 0-2 法政大
[法]富井(44分)、阿部(88分)
※法政大は2年ぶり16回目の総理大臣杯出場

[Cブロック]
尚美学園大 0-3 駒澤大
[駒]中山(30分)、山中2(78分=補・棗、79分)
※駒澤大は2年ぶり12回目の総理大臣杯出場

[Dブロック]
中央大 0-4 国士舘大
[国]蓮沼(14分=補・柏)、菊池(55分)、高橋(64分=補・佐藤)、小島(89分)
※国士舘大は2年連続17回目の総理大臣杯出場

[Eブロック]
早稲田大 2-4 筑波大
[早]富山(54分=補・奥井)、山中(89分=補・野田)
[筑]山越(12分)、小澤2(40分、70分=補・瀬沼)、石神(44分=補・瀬沼)
※筑波大は2年ぶり20回目の総理大臣杯出場

(文 吉田太郎)

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