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なでしこ壮行試合、試合記録&コメント

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 女子アジア杯(19~30日、中国)の壮行試合が8日、松本平広域公園総合球技場アルウィンで行われ、なでしこジャパンはメキシコ代表に4-0で快勝した。
以下、JFA公式サイトより試合記録&試合後のコメント

【女子アジア杯壮行試合】(松本)
日本 4-0(前半2-0)メキシコ


<得点者>
[日]近賀ゆかり(3分)、高瀬愛実(24分)、大野忍2(66分、77分)

<出場メンバー>
[日本女子代表]
先発
GK 1 山郷 のぞみ
(61分→GK 12 海堀あゆみ)
DF 16 須藤 安紀子
(46分→MF 36 南山 千明)
DF 5 近賀 ゆかり
DF 3 矢野 喬子
(46分→MF 18 中野真奈美)
DF 2 岩清水 梓
DF 4 熊谷 紗希
(56分→DF 15 豊田奈夕葉)
MF 10 澤 穂希
MF 6 鮫島 彩
MF 14 宇津木 瑠美
(71分→MF 20 菅澤優衣香)
FW 11 大野 忍
FW 22 高瀬 愛実
(56分→FW 23 安本紗和子)
控え
監督
佐々木 則夫

佐々木則夫監督
「メキシコは先日のアメリカ戦ではもっとアグレッシブに、チャージも深い感じだったんですが、フレンドリーマッチということで少し手を抜いてくれたのでしょうか。
 なでしこはボールを動かしていく中で、相手のいいところが出る前に得点も取れて、イニシアチブは取れたかと思っています。点数とは関係なく、もっとボールを動かして1分でも無駄のないサッカーをしないといけない。
 ただ、どれくらいやれるのか、コンビネーションのテストにはなりました。まだ答えが出るまでには至っていませんが。次戦ではさらにメキシコらしいサッカーをやってくると思うのでしっかりと準備して、自分たちのサッカーに邁進したいと思います」

●FW大野忍
「結果は出ましたが、内容は…不満というか、自分たちでも考え直さなきゃいけないと感じました。
 ハーフタイム時で、自分は得点していませんでしたが、チームとしては点も取れていましたし、問題はなかったです。もちろん、後半チャンスがあれば自分で決めるという気持ちはありましたが、点に絡めていたので…。
 周りの人を使うというのは、リーグでも気をつけてやっていることですが、今日の1点目は、その前に高瀬が呼んでいたところを自分でシュートに持っていってしまっていたので、パスを選びました。ボールをもらって一発で前を向いたりというところは課題です」

●DF岩清水梓
「相手のペースに合わせるのではなくて、自分たちのペースでやれないと。もっとボールの動かし方を考えたり、テンポよく回せたらよかったんですけど。セカンドアクションに行かないとダメですよね。
 今日は守備をする回数が少なかったので、攻撃面で出た課題はビルドアップ。センターバックを組んでいた熊谷とは、ボールの落とし方、相手の間に立つとか。相手は3枚で追ってきたりしていましたから、その回避策とかは試合中にも話をしていました」

●MF澤穂希
「正直、結果は勝ってよかったけど、内容は今までにないくらい悔いが残る試合でした。でも、大会に行く前に多くの修正点が出てよかった。
 とにかく、リズム、テンポが悪かった。2タッチ、3タッチで回すのではなく、ただ出して終わりという感じで連動性はなかったですね。ビデオなどを見て、修正して直していきたいです。
 初めて会う選手もいますし、2日間ではどんな選手なのかもわからない。この何日間かで選手の特長をつかんで、連係を深めていかないといけないですね」

(文 西山紘平)

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