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大久保が先発復帰、「久々の試合なので楽しみ」

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 日本代表の岡田武史監督は31日のキリン杯・ベルギー戦でFW大久保嘉人(ボルフスブルク)を先発起用する考えを明らかにした。23日のブンデスリーガ最終節前に40度の高熱を出し、27日のチリ戦も欠場したが、体調は回復。岡田監督は「嘉人は全然問題ない。試合感覚が遠のいている可能性もあるので、1回使って、どれぐらいの時間できるかを確かめたい」と語った。

 ドイツではなかなか出場機会に恵まれず、追い討ちをかけるように体調を崩した。約1週間は体も動かせず、静養していただけに、6月6日のW杯アジア最終予選・ウズベキスタン戦前に試合勘、コンディションを少しでも上げておきたい。「体力もゲームじゃないと戻ったりしない。久々の試合なので楽しみ」と意欲的に語った。

 FW玉田圭司が右足首痛で欠場することもあり、1トップか左サイドでの起用が有力だ。「FWもサイドもやっているし、どっちでもいい。ベルギーはチリとは違って、センターバック2人がでかくて、外にも出てこない。どんどん引き出して、動いていきたい。いいパフォーマンスをして、それをウズベキスタンにいい形で持って行ければ」と意気込んでいた。

<写真>ベルギー戦先発が確実になったFW大久保嘉人

(取材・文 西山紘平)

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