beacon

F東京・石川が復帰。指揮官が起用法明かす

このエントリーをはてなブックマークに追加
 FC東京のMF石川直宏が、04年2月以来約5年8カ月ぶりに日本代表に復帰した。

 岡田武史監督は都内で行われた会見で、「今回、中盤の攻撃的な選手にケガ人がいて手薄。松井(大輔)も本調子ではない。このメンバーの中で、どうしても点をとりたいとき、中へ中へというパサーが多い中で、アウトサイドで勝負できる選手、点に絡んでいける選手、こういう選手はずっと探していた」と選出理由を明かした。

 石川は今季、もともと武器としていたスピードに加え、高い決定力を発揮。リーグ戦得点ランキング2位の13得点と絶好調だ。縦への突破だけでなく、中に切れ込んでのシュートなどプレーの幅を広げている。

 岡田監督は会見で、今後、試合状況に応じた選手起用ができるよう、スーパーサブ的な選手、守備固めの選手、主力選手の控えなどの選定を行う方針を明かしたが、石川には試合終盤の劣勢の場面でスーパーサブ的な役割が期待される。

 ただ、指揮官は「香川(真司)もいるが、まだケガ持ちということで無理はさせたくない。石川ナオにぜひ、チャンレジしてもらいたい」とも語っている。最近、頭角を現しつつあるJ2C大阪香川真司は右足小指痛で離脱中。つまり、まだ“スタートライン”に立っただけ。クラブでの活躍をいかに代表で発揮するかが、代表生き残りのカギとなりそうだ。

(取材・文 近藤安弘)

日本代表メンバー

※ゲキサカ完全連動のサッカー誌『FOOTBALL NIPPON VOL.18』は本日1日発売!!詳細はコチラでチェック!!

TOP