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新戦力のテストはスコットランド戦か

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 日本代表の岡田武史監督は10日のスコットランド戦(日産ス)を新戦力のテストの場にする考えを明らかにした。

 8日のアジア杯予選・香港戦(アウスタ)から中1日でスコットランド戦、さらに中3日でトーゴ戦(宮城ス)を戦う3連戦。香港戦は公式戦で、しかも前日7日に鹿島対川崎Fの再開試合があるため、DF内田篤人、DF岩政大樹、GK川島永嗣、MF中村憲剛起用は見送られる可能性が高い。

 岡田監督は香港について「監督も韓国人に代わって、メンバーも代わった。かなりやるな、というか、そんなイージーな試合じゃないと思っている。我々もベストを尽くさないといけない」とかなり警戒しており、「(練習が2日間と)準備期間も短いので、ある程度気心の知れたメンバーの組み合わせでやる。ある程度今までの戦い方を知ったメンバーで戦っていこうかなと今の時点では考えている」とできる限りのベストメンバーで臨む考えを示した。

 香港戦から中1日で迎えるスコットランド戦については「香港戦に90分出た選手を使うことは考えていない」と明言。「親善試合で無理をしてケガ人が出ることは避けたい。遅れて合流する選手(鹿島、川崎F勢)も混ぜて、香港戦に出ていない選手で戦う」と話し、この試合がDF岩下敬輔(清水)、MF石川直宏(F東京)、FW森本貴幸(カターニア)ら新戦力を試す一戦になりそうだ。

 また、最後のトーゴ戦について「それまでの2試合を踏まえて、現状のベストメンバーで戦うが、もちろん、試合の流れで試してみたいと思っている選手がいれば使っていきたい」と3連戦集大成の一戦と位置付けた上で、11月14日の南アフリカとの親善試合に向け「この3試合を踏まえて、来月の南アフリカに連れていく選手を選び、チームを強化していきたい」と青写真を描いていた。
岡田監督のコメントから予想される3連戦の先発メンバーは以下の通り

[香港戦]
▽GK
山本海人(西川周作)
▽DF
駒野友一
中澤佑二
田中マルクス闘莉王
長友佑都
▽MF
長谷部誠
遠藤保仁
中村俊輔
岡崎慎司
大久保嘉人
▽FW
玉田圭司

[スコットランド戦]
▽GK
川島永嗣
▽DF
内田篤人
阿部勇樹
岩下敬輔(岩政大樹)
今野泰幸(徳永悠平)
▽MF
稲本潤一
橋本英郎
石川直宏
中村憲剛
本田圭佑(松井大輔)
▽FW
森本貴幸(前田遼一)

[トーゴ戦]
▽GK
川島永嗣
▽DF
内田篤人
中澤佑二
田中マルクス闘莉王
長友佑都
▽MF
長谷部誠
遠藤保仁
中村俊輔
中村憲剛
大久保嘉人
▽FW
岡崎慎司

(取材・文 西山紘平)
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