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山瀬、貴重な決勝ゴール!「周りの選手に感謝したい」

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[2.20 08年東アジア選手権 中国0-1日本 重慶]

 右太ももの張りのため、第1戦の北朝鮮戦を欠場したMF山瀬功治(26=横浜FM)が、日本に今大会初の白星をもたらした。

 前半17分、DF駒野友一(26)が左サイドを駆け上がり、クロスを上げると、FW田代有三(25=鹿島)がニアに飛び込んだ。田代は相手DFと、もつれながらつぶれたが、一瞬の死角を作り、GKがボールを弾く。こぼれ球に詰めた山瀬が右足を振り抜き、決勝ゴールを突き刺した。その後も山瀬は積極的にシュートを放ち、中国ゴールを脅かした。

 試合後、山瀬は「何も考えていなかった。入りやすい高さが来るのを待っていた。(田代)有三が入るのが見えたんで、少しマイナス気味に入った。僕のシュートはおまけみたいなもの」と得点を振り返った。続けて「一人の力で取っている点なんてほとんどない。周りの選手に感謝したい。有三の素晴らしいプレーがあったからゴールが入った」とチームメイトに感謝の意を述べた。

(文 武澤伸昭)

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