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山瀬、強烈同点弾も喜びなし

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[2.23 08年東アジア選手権 日本1-1韓国 重慶]

 日本代表は23日、08年東アジア選手権の第3戦で韓国代表と対戦し、優勝するためには勝利が絶対条件の日本だったが、1-1で引き分けた。日本は韓国に勝ち点5で並んだが、総得点で劣るため、初優勝はならなかった。

 前半15分にFWヨム・ギフンの得点で韓国に先制点を許したが、後半23分、DF内田篤人(19=鹿島)の後方へのパスに走り込んだMF山瀬功治(26=横浜FM)が右足を振り抜き、鮮やかなゴールを決めて追いつく。しかし、その後は一進一退の攻防で、追加点は奪えなかった。

 中国戦(20日)の決勝ゴールに続き、貴重な得点を挙げた山瀬だったが、笑顔はなく「今日の試合は引き分けではなく、勝利が必要だったので、残念な結果だった。(得点については)同点ゴールだとあまり意味がない。本来であれば、もう1点取らなくてはいけなかった」と、淡々と振り返った。

(文 武澤伸昭)

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