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神戸の金南一が東アジア選手権MVP獲得!

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[2.23 08年東アジア選手権 日本1-1韓国 重慶]

 神戸の韓国代表MF金南一(30)が東アジア選手権2008決勝大会のMVPを獲得した。今大会の韓国代表で唯一海外組として参加した金は、厳しい守備と的確なゲームコントロールなど中盤で圧倒的な存在感を発揮。23日の日本戦でも試合開始直後の3分にペナルティエリアやや外から右足シュートを放つなど、主将として積極的にチームを引っ張った。
 金は勝てば地力で優勝が決まった日本戦は、1-0とリードしていた後半13分に交代。その後チームは追いつかれ、さらに押し込まれたが必死に粘って引き分けに持ち込んだ。優勝の可能性を残した3位・北朝鮮が中国に敗れたため、韓国が優勝。結果として大きかった勝ち点1獲得に金は「若い選手たちがファイティングスピリットをもって闘ってくれた」と喜んだ。
 MVPと優勝の“2冠”を獲得した金。表彰式では満面の笑みで優勝カップを掲げていた。

(取材・文 吉田太郎)

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