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新生ジャパンのエースは森本! 1トップで先発へ

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 新生ジャパンのエースに、FW森本貴幸(カターニア)が指名された。この日の戦術練習で4-2-3-1のシステムが採用されたが、1トップの位置には森本が起用された。

 「練習期間は短いですが、パラグアイに勝てるように頑張りたい。パラグアイへのイメージ? どうこう言うより、実際にやって、闘うことが大事。試合の中で全力で戦いたい。終わった後に、出し切ったと思えるようにしたい。ゴール? パラグアイから点をとってきたい」

 いつもは口数が少ない男だが、2014年ブラジルW杯への新たな旅立ちとなるうえ、南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦のリベンジとなるパラグアイ戦へ、気合十分だった。イタリアで実績のある森本は南アW杯はスーパーサブで起用されるだろうと思われた。しかし、土壇場で採用された守備的戦術の犠牲となり、1分たりとも出番はなかった。1トップの位置は、FWが本職ではない本田圭佑が入った。

 本田とは「新たな日本代表のスタート??榲跳・伐・蠏・・い襪里如・貎佑椶辰舛砲覆襪海箸呂覆い任垢諭廚箸いΔ曚秒膵イ靴世・▲好肇薀ぅ・爾箸靴討浪銈靴・辰燭飽磴い覆ぁ・海瞭釮領・・麓虍・暴電世・屬・譟⊃綱椶蓮屮僖好魁璽垢鮠辰察廚箸い・惻┐鮗・韻燭・・茲靴篤整佞任呂覆ぜ虍・覗粟・・藾・蠅泙・辰拭・鐔冦・・紊離潺縫押璽爐任榔圓て与覆・薀粥璽襪魴茲瓩襪覆鼻・・海靴討澆擦拭・n

 森本には日本サッカー界のトップも期待を寄せている。日本協会の小倉純二会長は先日、アルベルト・ザッケローニ新監督に森本をエースに育てるように要請。新指揮官も「そうなればと思っている」と“英才教育”を施すことを快諾した。サッカー界を挙げて森本をブラジルW杯のエースに仕立てるプランが持ち上がっている。

 この期待の高さに、森本は「自分の間というか、自分の道を行くだけ。毎日しっかりと練習して、レベルを上げるようにしたい。頑張ります」と独特の“森本節”で意気込みを語った。このブレない“侍”のような言葉こそ、ストライカーにふさわしいメンタリティーといえる。本田でも、岡崎でも、松井でもこじ開けられなかった“パラグアイの壁”をこじ開けて、自ら“エース襲名”に花を添える。

(取材・文 近藤安弘)

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