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緊急招集の永田、6年越しの無念を晴らす

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 闘莉王の負傷により、緊急招集されたDF永田充(新潟)は、代表戦出場に意欲をみせた。実はジーコ・ジャパン時代の2004年に招集されており、約6年ぶりの復帰となった。当時は試合出場がなく、代表0キャップの状態で「まず、ここに選ばれたことが大事。残っていけるように頑張りたい」と決意を明かした。

 永田の招集は、原監督代行以下、日本サッカー協会の技術委員会の判断。好調・新潟を支えるCBとして評価されたからだ。

 戦術練習では控え組とみられるチームで、岩政大樹とCBを組んだ。新潟で見せるような1対1の強さに加え、足元の技術など高い水準を見せた。さすがにまだ遠慮がちだったが、慣れてくれば人材難といわれるCBで“新戦力”になれる可能性を秘めている。まずは試合出場し“0キャップ代表”からの卒業を目指す。

(取材・文 近藤安弘)

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