[7.19 J1第18節 柏0-2G大阪 柏]

　エースの2発がチームを危機から救った。ガンバ大阪のFWレアンドロが2ゴール。後半8分、自ら獲得したPKを成功させ、先制点を奪うと、同22分にはカウンターからDF安田理大の右クロスをヘディングでねじ込んだ。

　殊勲の2発にも「僕はゴールしただけ。みんなが走ったと思うし、1点目もハシ(橋本)が後ろから走って出てきてパスをカットしたから生まれた」と謙虚に語った。ゴール後はゴール裏へ駆け寄り、「うれしかったし、一緒に喜びたいと思った」と、ともに苦しんできたサポーターと喜びを分かち合った。

　これで今季の通算得点も11に伸ばし、得点ランキングでもトップに立った。「うれしいけど、これをずっと続けていかないと」。ケガで離脱していた時期もあったが、点取り屋の感覚は一切、衰えてない。レアンドロがゴールを決め続ければ、チームもここから巻き返していけるはずだ。

<写真>得点を決めたG大阪FWレアンドロ(写真中央)にチームメイトが駆け寄る
(取材・文　西山紘平)