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柏vsG大阪 試合後の選手コメント

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[7.19 J1第18節 柏0-2G大阪 柏]

 J1第18節は19日、3試合を行い、日立柏サッカー場では柏レイソルガンバ大阪が対戦。G大阪は後半8分、FWレアンドロのPKで先制すると、同22分にもレアンドロがゴールを決め、2-0で快勝した。
以下、試合後の選手コメント

<柏>
●FW北嶋秀朗
「前半は狙い通りだった。失点をくらったあと、ショックを受けやすい。精神的な疲れが出た失点。それが改善されてない。選手個々がしっかりしないといけない部分がたくさんある」

●GK菅野孝憲
「失点したあとにミスが増えた。失点は個人的な未熟さ。チームというより個人の問題。選手交代してから運動量も減って、2ラインになった。もう少し同じメンバーでやりたかった」


●FWレアンドロ
「結果はずっと出てなかったけど、やることは一緒だし、きょうはその結果が出た。僕はゴールしただけ。みんなが走ったと思うし、1点目もハシ(橋本)が後ろから走って出てきてパスをカットしたから生まれた」
―ゴール後はサポーターに向かって行ったが?
「うれしかったし、一緒に喜びたいと思った」
―これで得点ランキングでもトップに立ったが?
「うれしいけど、これをずっと続けていかないと」

●MF佐々木勇人
―負傷交代だったようだが?
「相手との蹴り合いになって足をもっていかれた。ひざです。次はまだ分からない」
―守備をかなり意識していた?
「守備をしっかりやらないと、攻撃もできない。守備から入って、取ったら早くとは言われていた。失点をゼロに抑えてれば、いつかチャンスが来る。無失点に抑えられたのが一番大きい。この勢いを保って連勝していきたい」

●MF橋本英郎
「全体的にパスミスが多くて、リスクを避けたパスミスが多かった。裏を狙ったボールのミスとか。カウンターを受けるミスではないけど、回す時間は減るし、相手に押し込まれる場面も多かった。いつもうちがやっていることを相手がしている感じで、反対に後半は相手がしんどくなるかなと思っていた。カウンターに来れない回し方をしようとしていた。ヤット(遠藤)がいない分、相手のポイントになるところを散らして、相手も取りにくくなったと思う。後半も良ければ3点目、4点目を取れる相手だった。2-0で息切れしたのは、まだよくなるのに時間がかかるということだと思う」
―今までのサッカーを捨てたという見方もできるが?
「そういうところはあったけど、レアンドロが生きるポイントは増えたかなと思う。裏に抜けるスペースができたり。外国人にとってはやりやすくなったのかな。その分、サイドバックが上がる回数が少なかった。でも、ミチ(安田理)が上がったときにアシストにもなったし、効率はよくなったのかなと思う」
―これを続けていく?
「こういうサッカーを続けていくことが良いわけではないけど、結果が出ることで少しずつ自信も取り戻せるし、もっと思い切ったサッカーになると思う。自信をなくしている部分はあったし、それを少しでも回復できれば」

●MF明神智和
「前半はとにかく辛抱して、後半につなげようと思っていた。全体でもう一度守備からやろうと話していた。全員の守備。それが勝てた要因。これまでは点を取ることに意識が行き過ぎていた。次、結果を出さないと意味はない。これをベースに積み上げていきたい」
―柏での試合は特別?
「特別な思いはあるし、気持ちも違う。それは毎回、変わらない」

●DF山口智
「前半は攻めに関してはあまりよくなかったけど、守備からというのは強調していたし、きょうみたいにロングボールを入れるのもひとつの手。後半はカウンター狙いという意識がみんなにあった。勝ったのはうれしいけど、大喜びできる状況じゃない。まだこれから取り返していかないとという思い。この試合で満足することはない。ちょっとずつ返して、最後につなげたい」

(取材・文 西山紘平)

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