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【インテル】イブラヒモビッチの問題発言

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昨日のセリエAで快勝したインテルだが、試合直後のヒーローインタビューでズラタン・イブラヒモビッチが「(残留するかどうかは)今季終了後に考える」と発言したことが波紋を呼んでいる。

イブラヒモビッチは「イタリアでは王様だがCLでは普通の選手」というレッテルを貼られていることを不当と感じている。

なぜならCLで勝てないのは自分だけのせいではないと思っているからだ。「インテルはイタリアでは勝てるがCLでは勝てないチーム」という彼の発言がそれを裏付ける。

だからインテルがCLに勝つチームを作ってくれないのなら、勝てるチームへ移籍する、という論法だ。

これにはサポーターだけでなく常に選手側に立つモラッティ会長も渋顔に。

もちろんサッカーは1人の力で戦うスポーツではないが、インテルをCLに勝てるチームにすべき選手はイブラヒモビッチ。だからこそモラッティ会長は世界最高額の年俸をイブラに払っているのである。

CLでインテルが勝てない責任を押し付けられているイブラヒモビッチの気持ちはイタリア人も理解はしている。だが、今日のTVなどの視聴者投票を見ると「彼を売ってそのお金を補強に当てるべき」という票が半数を超えている。

(文:内海浩子)

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