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[Y☆voice_45]大宮ユースMF宮崎泰右「チームを勝たせるために点を取る」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第45回は大宮アルディージャユースのMF宮崎泰右選手(3年)です。今季開幕前からトップチームに2種登録されている期待のアタッカー。切れ味鋭いドリブルとアイディア溢れるパスを操るMFの現在の目標、課題とは?

―クラブユース選手権はベスト8で敗退。この結果をどう受け止めていますか?
「悔しいですね。全然やりきっていない。全体的に悔いが残りました。グループリーグが順調で、このペースで行けばいけるんじゃないかと言う気持ちが、みんなの中にあったと思います。油断が準々決勝の名古屋ユース戦で出たと思います。本当に悔いが残ったのが、本心ですね」

―グループリーグの大宮ユースは勢いがありましたし、サッカーも流動的で素晴らしかったと思います。
「チームが一丸となっていました。ホテルでの過ごし方や、練習、すべてにおいて全員が集中していました。勝ちたい気持ちも本当に強かった。その気持ちがG大阪ユースに勝った要因だと思います」

―個人的なテーマを教えてください。
「まずチームを勝たせるために点を取るということです。それが準々決勝では出来なかったので、こういう重要な試合で出来ないのは、それは今後自分がプロとしてやっていけないと痛感しています」

―昨年はパフォーマンスが落ちた印象を受けたのですが、今年は復活して、非常にキレのあるプレーを披露していると感じます。
「ありがとうございます。昨年はU-17日本代表に落ちたことで、気持ち的に落ちてしまっていました。一度代表に入って、浮かれていたところはあったと思います。それでパフォーマンスが落ちてしまいました。でも、そこからもう一度頑張ろうと思えるようになりました。2種登録されて、その気持ちはより強まりました」

―今後の目標を教えてください。
「同じ年代ですでにJリーグに出ている選手がたくさん居るので、そこに絡んでいきたいし、ユースでもトップでもチームのために頑張りたい。1対1の強さや、ドリブル突破が無くなったら、自分ではなくなるので、しっかりと磨きを掛けて行きたいです」

(取材・文 安藤隆人)

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