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[選手権]中野ハット!V12の星稜、目標は本田以来の「全国4強」:石川

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 第89回全国高校サッカー選手権石川県大会は7日、金沢市の西部緑地公園陸上競技場で決勝を行い、星稜が12年連続21回目の優勝を果たした。

 今夏の全国総体予選決勝に続く決勝での対戦となった星稜と遊学館。その際、5-1で大勝している星稜が前半で勝敗の行方を自らへと大きく傾けた。中日新聞によると星稜は前半3分、FKからFW中野春樹(3年)が頭で合わせて先制。さらに32分にはCKから中野が再び頭で合わせてリードを広げる。勢いの止まらない中野は前半ロスタイムにも左クロスをゴールへと蹴りこみハットトリックを達成した。

 遊学館は後半6分にFW今村翔太(3年)のゴールで1点を返したが、これ以上追撃することはできず。3-1で勝った星稜が12連覇を果たした。

 星稜はDF福島賢、DF長野健太、DF河浪啓介、MF木村祐太、MF丸岡昌平、MF芦野翔斗、そして中野の7人が大会ベストイレブンを受賞。MVPは丸岡、アシスト王は芦野が獲得した。そして8得点で得点王を獲得した中野は「FWは点を取るのが仕事。全国大会でもすべての試合で点を決め、ベスト4を目指したい」と現日本代表MF本田圭佑を擁した04年度以来となる全国4強進出を誓ったという。

【石川】
[決勝]
星稜 3-1 遊学館

(文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2010
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