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岡山、開幕戦0-5の湘南から意地の勝ち点1

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[7・9 J2第20節 岡山0-0湘南 カンスタ]

 J2開幕戦で湘南ベルマーレに0-5で大敗しているファジアーノ岡山がホームで意地を見せた。0-1の後半36分、MF小林優希の左クロスに反応したFW久木田紳吾が身体ごとゴールへ押し込み同点ゴール。前節3日の愛媛戦でJ初ゴールを決めた東大出身Jリーガーが、2試合連続での大仕事をしてのけた。

 ただ湘南公式サイトによると影山雅永監督は「今日もたくさんの方に来ていただいて、ホームでの最近の戦績が2勝2分から2連敗していましたので、もう一度勝ち続ける試合にしたかった。しかも 相手が初戦で大敗した湘南ですから、ぜひ勝ちたかったです。結論から言うと、こういう相手、こういう内容で、競り勝つゲームにしなければいけなかった。今、非常に残念です」と全く満足していなかった。

 一方、第15節での2位から5連敗で急降下している13位・湘南はこの日も勝ち点3を獲得することができなかった。前半から積極的にゴールを狙っていたFW中村祐也が後半16分にMF菊池大介のミドルシュートのこぼれ球に反応して先制した。だが過去5試合でわずか1点しか取ることのできていないチームは2点目が奪えず。反町康治監督は「我々は数えきれないくらい連敗をしていたので、最初の一歩とまではいかないにしても半歩くらいは進んだかもしれない」と話し、開幕戦で大勝していた相手については「ボランチに金民均というボールを動かすエネルギッシュな選手、前にチアゴが入って、後ろにストヤノフがいて、前、中盤、後ろと主軸の選手が出来たということで、やり方にぶれがなくなったという感じはしますね。チアゴにボールが収まって、臼井、石原、今はケガしてますが妹尾や、途中から入った久木田らほかの選手も、信頼関係の下で、前に比べると力強さがあふれている感じはしましたね」と評価していた。

 湘南は次節、6月29日に0-2で敗れている首位の千葉との再戦。岡山は6月4日の対戦で3-0で勝っている北九州と戦う。

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