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F東京vs.神戸 試合後の選手コメント

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[3.29 ナビスコ杯Bグループ第2節 F東京 1-0 神戸 味スタ]

 ナビスコ杯BグループのFC東京ヴィッセル神戸は、MF大竹洋平の決勝ゴールにより1-0でF東京が勝った。F東京は今季のナビスコ杯初勝利。以下、試合後の選手コメント


●DF椋原健太
「(同じ19歳の大竹)洋平が決めてくれたので、ボクはゼロに抑えようと思った。(佐原、今野が)真ん中をカバーしてくれたので、前に出て守ろうと思った。自分のプレーよりも勝ててよかった」
―今季初先発。自分が出た試合で負けられない気持ちがあったと思うが?
「ボクが出た試合はあんまり負けていない。ジンクスを続けることができてよかった。ボクがいいプレーをしても負けたら意味がないので勝つことが大事だった。次は(長友)佑都クンが帰ってくるけど、(不在でも)自分はいい準備をしているんだゾ、というところ見せられた。
 (大竹)洋平が決めてくれたことがうれしいです。前半(何もできずに)落ち込んじゃっていたから。だけど、いいところ持っていっちゃって(笑)。(彼は)持ってますね」
―ここまでチームはあまり状態が良くなかったが?
「起爆剤になってやろうと思っていた。勝てて本当によかった。自分としても突破ができたし、走り負けなかったことは自信になった」

●DF今野泰幸
「厳しい試合だったけど、何が何でも勝ちたかった。それが達成できてよかった。(日本)代表でいい練習ができていたので、コンディション的にはすごくよかった。出たいと思っていたし、勝ててよかった。
 (自身が不在だった)柏戦の内容はあまりよくなかったみたいですね。城福さんも他の選手もピリピリしていて、勝たなければいけないと思った」
―センターバックとしてのプレーだったが?
「CBは予想外だったけど、失点しなければ勝てると思った。無失点に抑える試合がしたかった。ラインの高さとかはビデオを見ないと分からないけど、ゼロに抑えたのは大きいし、よかったと思う」
―今日チームは1ゴールに終わったが?
「(得点力不足は)FWだけの責任ではない。DFからいいフィードをしないといけないし、ボクももっといいパスを出していきたい」

●MF大竹洋平
「前半は何もできなくて、後半点取れてチャラになったようなもの。(ここまでチーム状態がよくなく)今日は今年1年ですごく重要な試合。気合は入っていたけど、守備に追われて後手になった。前半は球際、ルーズボールの競り合いで負けて監督からも怒られて・・・・・・。自分で変えないといけないと思った。後半守備は改善して前からいけた」
―得点シーンは?
「(中央の)カボレに入った時に左サイドが空いているのが分かっていた。カボレがうまく体を入れて落としてくれた。入ってよかった。でも今日は点取っただけ。点取ったことで前半悪かった分を半分だけ取り戻したと思う」

<神戸>
●DF石櫃洋祐
「全体的に悪くなかったけど勝てなかったのは残念。もっとサイドを崩して、もっと点に結びつくプレーをしなければダメ。パスの精度をもっと上げないといけないと思う」
―手ごたえとしては?
「手ごたえはあったが、最後のところがまだ」
―(昨年までチームメイトの)大久保が観戦に来ていたが?
「(来ているのは)知っていた。もっと頑張らないといけないですね」

●DF宮本恒靖
「耐えないといけない時にしのぎ切れていない。エアポケットに入る時間帯は(どのチームにも)あると思う。この時間を耐えないといけない。(失点シーンは)何気ないスローインで集中の切れた雰囲気になっていたのはもったいない。簡単に逆サイドへ運ばれたし、プレッシャーも甘かった」
―前半はいい流れだったが?
「(いい時間帯を)何となく過ごしてしまった。いい時間帯に決着をつけなければいけない。より勝負に徹底していかないといけない」
―リーグ戦も再開するが?開幕から1ヵ月が経ったが?
「負けを繰り返さないようにしなければならない。(チームは)すごくいいサッカーをできている訳ではない。パス交換を速くスムーズにできれば。(けが人が多いが)今いるメンバーでやらないといけない。
 (開幕から1ヵ月、結果が出ていないが)もっと勝ちたい。(今日勝てるかなというチームではなく)常に勝てるチームにならないといけない」

(取材・文 吉田太郎)

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