[5/23 J1第13節 新潟0-1清水 東北電ス]

　J1は23日、第13節の試合が各地で行われた。3位のアルビレックス新潟対12位清水エスパルスの一戦は、1-0でアウェーの清水が勝利した。新潟は今季ホーム初黒星。

　試合は前半を0-0で折り返した後半7分、日本代表FW岡崎慎司が倒されて得た直接FKを山本真希がゴール右に突き刺し、清水が先制。山本はこれが今季初ゴールとなった。

　1点を追う新潟は4-3-3から4-4-2にシステム変更をして両サイドから攻め立てる。後半30分にはペドロ・ジュニオールのスルーパスに反応してオーバーラップした右SB内田潤が、同40分には途中出場のチョ・ヨンチョルがPA内から、同41分にはマルシオ・リシャルデスの右CKから松尾直人がヘッドでシュートを放っていく。しかしGK山本海人を中心に序盤から手堅く守ってきた清水がゴールを許さずに1-0で勝利した。

　今季初ゴールが決勝点となった山本は試合後、FKについて「打った瞬間いいコースにいったので入ると思った」と話し、上位上昇に向けて「まだまだプレーの精度が低いので、そこを高めて勝利に貢献したい」と自らの課題を挙げた。