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朴3点に絡む活躍で神戸が快勝

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[5.23 J1第13節 神戸 3-1 柏 ホムスタ]

 ヴィッセル神戸が元韓国代表MF朴康造の1得点2アシストの活躍などにより3-1で快勝した。まずは前半7分、MF吉田孝行の左クロスがファーサイドに流れたところを朴が絶妙な折り返し。これをフリーでゴールエリアに構えていたFWマルセウが頭で押し込み先制ゴールを奪う。その後はMF大津祐樹のドリブル突破や、MF菅沼実が決定的なシュートを放つなど柏レイソルが反撃。だが神戸は後半20分、GK榎本達也のゴールキックをマルセウが頭でそらすと朴がGKと1対1に。これを朴が冷静に沈めて2-0とした。
 柏は後半35分、途中出場のMFポポが右足FKを沈めて1点差としたものの、神戸は試合終了間際に朴の右クロスを途中出場のMF馬場賢治が右足で合わせてダメ押した。大活躍の朴は試合後のインタビューで「監督が試合前から難しい試合になると言っていた。全員で走って勝ち切ったからよかった」と納得の笑顔。新型インフルエンザ渦で不安が広がっている地元・神戸市を勇気付ける勝利で、神戸が暫定ながら順位を14位から10位へ上げた。

(文 吉田太郎)

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