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清水vsF東京 試合後の選手コメント

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[10.25 J1第30節 清水1-2F東京 アウスタ]

 J1第30節は25日、各地で4試合を行い、アウトソーシングスタジアム日本平では清水エスパルスFC東京が対戦。F東京は前半3分にMF鈴木達也のゴールで先制。清水も同7分にFW岡崎慎司が同点に追いつくヘディングシュートを決めたが、同39分にオウンゴールで失点。このゴールが決勝点となり、清水は痛恨の2連敗で優勝争いから大きく後退した。
以下、試合後の選手コメント

<清水>
●FW岡崎慎司
「負けたのは残念だけど、これが自分らの実力だと思う。自信を持ってやっていけるようにしたい。先制点を決められて苦しい展開になったけど、セットプレーで同点に追いついて、そこまではよかった。お互いチャンスをつくれない感じになっていたけど、ミス絡みで失点して。そこはしょうがないけど、後半が良くなかった」
―ゴールの場面は?
「あそこは狙ってたので。2本目もあったので、そこを決められたらよかった。どう崩すか、最後のところでうまくいかなかった。点を取り切る力がなかった」
―連敗となったが?
「まだあきらめない。残り4つ、全部勝つ。失うものはないし、全部勝つつもりでやる。チームとしてブレないように、高い結束でやっていきたい」
―試合後はブーイングではなく、声援だったが?
「ブーイングなしで、次と言ってもらえるとありがたい。普通なら大ブーイングだと思うけど、残り4試合にかけているのは僕らもサポーターも一緒なんだと思う。前を向くしかないし、自分たちの力を信じて上を目指したい」
―プレッシャーもあった?
「ここから脱皮しないと。プレッシャーなのか分からないけど、そういうものも全部ひっくるめて実力。1回負けたからといって何も失うものはないし、今から改善することもないと思う。今までの力を出すだけ。今までやってきたことと、その追求、レベルアップだけ」

●DF岩下敬輔
「F東京とは5回目で、1回も勝ってないので悔しい。苦手意識とかはないのに、いつもなんとなくやられている。納得いかない」
―失点は2点目ともクロスからだったが?
「人がいる中でやられている。大分戦のミスそのまま。同じ失敗を繰り返しちゃいけない。相手もビデオを見て、そこを狙ってやってくるわけだし」
―優勝争いのプレッシャーもあった?
「どこかしらプレッシャーがあるのかもしれないけど、脱却するには勝つしかない。今までやれていたことを、自信を持ってやるしかない。色気づかずに、やれていたことをやらないと。うまくいかない時間に声を出すとか、ちょっとしたことだけど、そういうのがないと。なんとなくやられて、なんとなく勝ち切れない。全員が意識を変えて、そういう声だったり、流れを変えるプレーだったりが出てこないといけない」

●DF太田宏介
―オウンゴールの場面は?
「そらそうと思ったんだけど…。後ろにも相手の選手がいたので。あそこは足ではいけない。いつもならホームで主導権を握って試合をできるけど、今日はいつもと違った。ミスも多かった」


●MF鈴木達也
―ゴールの場面は?
「最初のタイミングでゴール前に入って、ちょっと時間をつくれたので、ゴール前がごちゃごちゃして、動き直せたのはよかった。動き直せとはずっと言われていたし、それを信じてやってよかった。絶妙なところを通ってきて、とっさに頭を出した。叩き付けるというよりは角度を変える感じだったけど、僕はどんなゴールでもいいので」

●DF徳永悠平
「勝つしか上に行くチャンスはなかったし、アウェーで勝ち点3を取れたのはすごく大きい。岡崎の裏への動きが多くて、そこでチャンスもつくられて、リズムをつくられた時間もあったけど、そこを抑えて、自分たちのチャンスで点を取れた。1週間やってきた練習の形が出せた」
―1点目のアシストは?
「あんま狙ってはないけど…」
―2点目のオウンゴールを誘ったクロスは?
「それも狙ってない(苦笑)。感覚で上げて、早いボールでだれか触ってくれればと」
―優勝争いに食らいついた?
「ACLのチャンスは大きくなってきたし、優勝するためには勝ち続けないといけない。1日1日を大切にしていきたい」
―ケガで離脱した石川の分までという気持ちだった?
「みんなそういう気持ちを持っていたと思うし、アクシデントを乗り越えられるチームになってきた」

●DF長友佑都
―右肩を痛めた?
「右腕を持っていかれた。脱臼? あした検査するので、それを待たないと分からない。完全に固定していたんだけど。肩は高校のときにもやっているので、2回目」

(取材・文 西山紘平)

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