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川崎Fvs清水、試合後選手コメント

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[7・17 J1第17節 川崎F 2-1 清水 等々力]

 昨年5位の川崎フロンターレと同4位の清水エスパルスとの一戦は前半15分、清水がFW矢島卓郎の今季初ゴールで先制。だが川崎Fは後半、U-23日本代表MF谷口博之の2得点で逆転し、2-1で勝った。

<川崎F>
●MF谷口博之
―試合を振り返って?
「前半はフロンターレらしいサッカーが全然出来ていなかったが、ハーフタイム挟んでみんなで気持ちをひとつに切り替えられたのが良かった。それから、とにかくホームで勝てたので、いい流れ作って次の試合に臨めると思う。みんなで気を引き締めて行きたい」
―今日は反町監督が見に来ていたが、改めてアピールできたか?
「(2点とも)どちらも非常に簡単なゴールだったので、アピールになったとは思えない。自分でも何故あの時あそこにいたのかは分からない。でも、いつも試合ではこぼれ球を意識して拾うおう、狙おうとは常に心掛けている。今日のゴールは偶然です」
―北京五輪に対して、特別な意識をもっているか?
「五輪もJリーグの試合も、1試合は1試合で重みは変わらないので、常にひとつずつ全力で戦うしかないので、それを実践するまでです。特に気負いは今のところ感じていない」

●FWジュニーニョ
―谷口選手のゴールについて?
「谷口はふたつとも良いポジションにいたね。ただ、何故彼があの時あそこにポジションをとっていたのかは分からない。あとで聞いてみるよ」
―試合の感想は?
「ホームで勝ち点3を取れたのが、順位的にも精神的にも大きい。でも、まだまだ下位のチームにあることは変わらないので、これからも今日の良い波を維持して結果を求めていきたい」

<清水>
●FW矢島卓郎
―試合の感想は?
「勝ちたかった。でも全然上手く試合を作れなかった。川崎は狭いところでボールを繋ぐのが巧いチームなので、中盤でボールをもたれないようにしようと狙っていた。特に後半は相手にボールを持たれ回される時間が増えてしまって、ゲームを支配され攻められた感じがあるので、それが非常に悔しい」
―1点目のシュートについて?
「あれは良いボールを貰えたので、体勢は悪かったけど何とか入って良かった。早い時間に点が取れたので、あの後も引き続き攻め込めれば良かったが2点目がなかなか取れなくて悔しさが残る」
―今後の意気込みは?
「今日は今日で気持ちを切り替えて、次を大切にしてリーグ後半戦に臨みたいです」

●DF高木和道
「もったいないです。3試合で勝ち点1しかとれていない。(アクシデントでふたり交代したことは)関係ない。ミスから失点しているから。いい時間にとりきれず、悪い時間に耐え切れずというところ。力不足です。昨年はクロスからやられていなかったが、今年はやられている。もっといいポジションにいたらと思う。修正したい」
―今後へ向けては?
「切り替えていくしかない。3日後試合あるし、しっかり準備したいと思う。下を向かないということだけ。1点取ったら必死に守るという(悪い戦い方になる)ことにならないようにしたい」

●FW岡崎慎司
―喘息の症状は?
「今は大丈夫。スポーツ性の喘息です。たまになるんです。試合の時に出たりすることもある。(普段はケアをしているが)調子よくて今日も試合前に(ケアを)やっていなかった。未然に防ぐのを怠っていた。そんなにひどくはないけど、出てしまう(発症してしまう)と苦しい。北京には空気清浄機を持っていきます」
―試合に関しては?
「ゴール前でもらうことを続けていけばチャンスになる。(前半については)やられたのも無かった。(自分が交代して)チームに迷惑をかけた。これからは勝てるように自分たちでやっていくしかない。ポジティブに考えたらチームは成長できると思う。こういう状況で戦ったほうが成長するためのチャンスだと思う」

(取材・文 吉田太郎、山口雄人)

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