[7.20 J1第18節 千葉0-1G大阪 フクアリ]

　ガンバ大阪は0-0の後半ロスタイム、途中出場のFW山崎雅人(26)のゴールでジェフユナイテッド千葉に1-0で競り勝った。
以下、試合後の選手コメント

<千葉>
●FW巻誠一郎
「上を向いてポジティブにやっていきたい。サポーターも“頑張ろう”と言ってくれた。失点は責めれない。中盤はハードワークしていたし、(攻撃に)人数をかけれないのはしょうがない」

●MF谷澤達也
「もう少し攻めに厚みを付けないとゴールは遠いのかな。もう少し人数を増やして、リスクを負ってもいいかなと思う」
―後半は終始押し込まれたが?
「後半はガンバとの力の差を感じた部分もある。前で起点を作れなかった分、ガンバのペースになった」
―前半は1対1で積極的に仕掛けていたが?
「サイドで1対1の場面を多く作れたし、積極的にいこうと思っていた。後半はうまく1対2をつくられた」
―勝ち点3が欲しい状況だが?
「連勝しないと先が見えてこない。勝ちが欲しい」

●MF下村東美
「後半、もうちょっと頑張ってプレスをかけたかった。後ろ過ぎないところで、もう少し前で奪ってうまく回すべきだった。前半は攻めれる分、イケイケになって攻め疲れた部分もあったと思う。後半はラインが下がってしまったことで前に行けなくなって、相手のプレッシャーをもろに受けた。前半は攻めれて、ガンガン行けていたけど、そこでも動かせるところは動かして、サイドチェンジとかそういうのを入れていかないと、それが後半の戦いにもつながる」

●DF坂本將貴
「前半はいい流れで行って惜しい場面もあった。残念です。ホームで勝ちたかったし、内容も大事だけど、勝ち点3が欲しい。残念です。責任感というか、ラストパスだったりシュートだったり、ディフェンスだったら最後のスライディングとか、最後のところまでしっかり戦えるように準備していきたい」


●FW山崎雅人
―6試合ぶりのゴールだったが?
「危機感はずっとあったし、それは自分が一番分かっていた。チームに迷惑をかけてきたし、この1試合でよかったとは思えない」
―交代の際の監督の指示は?
「0-0で相手は引いていたし、前線に張って1点取ってこいと言われた」
―劇的な決勝点になったが?
「久々のゴールだし、うれしかった。でも最近、自分が機能していないというのは分かっていたし、危機感はあった。得点できたんで、これを自信にして続けていきたい」

●MF橋本英郎
―劇的な勝利だったが?
「大きいですね。これまで何回か、こういう試合で引き分けていた。あれだけ守られても押し込めたし、これからも続けていきたい。うちは得失点差のプラスの数字が少ない。最後に(勝ち点で)並んでも鹿島相手には苦しい。1回爆発できるときにしないと」

●DF安田理大
「後半は押し込んでいたし、最後のゴールネットを揺らすか、揺らさないかだけだった。途中から入った選手たちが仕事をしてくれた」
―勝って五輪に行けるが?
「勝ち方的にも気持ちいいし、よかった」

(取材・文　西山紘平)