beacon

東アジア選手権、中国が北朝鮮に勝利し、韓国が優勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

 東アジアサッカー選手権2008決勝大会は23日、中国重慶で中国対北朝鮮の試合が行われた。試合は中国が3-1で勝利し、この結果、同大会は韓国が優勝となった。日本は2位に終わっている。

 この試合、先制点は北朝鮮が挙げた。前半35分、鄭大世(チョン・テセ、川崎)の正確なパスを受けたチ・ユンナムが右サイドからPA内に進入しシュート。これが決まって北朝鮮が先制。しかし前半終了間際、中国の朱挺が同点弾を決めて1-1で前半終了。さらに中国は54分に王棟のゴールで逆転。しかし中国は左サイドから攻撃に参加していたチームの軸・杜震宇が2枚目のイエローカードで退場。
 優勝するためには少なくとも2点差以上での勝利が必要な北朝鮮はその後、仙台でプレーする梁勇基(リャン・ヨンギ)も投入し1ボランチにして攻めに行くが、88分に中国の蒿俊閔が直接フリーキックを決めて勝負あり。
 中国はこの後さらに徐雲龍が退場。北朝鮮は数的有利もあって7分間ものロスタイムのあいだも攻めるが、ゴールは奪えず3-1で中国が勝利した。

 この結果、韓国の優勝が決まった。得点王はそれぞれ2得点を挙げた山瀬功冶、北朝鮮の鄭大世、韓国のパク・ジュヨン、ヨム・ギフンの4人。最優秀DFには中澤佑二、最優秀GKには北朝鮮のリ・ミョングが選ばれている。MVPには韓国のキム・ナミルが選ばれた。

<写真説明>優勝した韓国。トロフィーをかかげるのは神戸に所属するMVPキム・ナミル主将

TOP