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武富が4戦連発弾、熊本が岐阜に2発勝利で6戦無敗

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[7.8 J2第23節 岐阜0-2熊本 長良川]

 16位ロアッソ熊本は敵地で19位FC岐阜に2-0で勝利した。前半26分にFW大迫希が先制点を奪うと、同37分にはFW武富孝介が4戦連続弾を決める活躍。3戦連続の完封で3連勝を飾ると6戦無敗(4勝2分)で勝ち点を29に伸ばした。

 立ち上がりから熊本が攻め込んだ。縦パスに抜け出したFW齋藤和樹がPA左で飛び出してきたGKをかわしてシュート。これはゴール前へ走り込んだDF関田寛士にクリアされた。絶好の決定機だったが相手の好守に阻まれる。

 それでも前半26分、敵陣からMF原田拓が右サイドへロングパス。飛び出した武富が右サイドから仕掛けてクロスを上げる。飛び込んだ大迫がヘディングシュートを叩き込んだ。熊本が1-0と先制に成功した。

 さらに前半37分には早くも2点目。中央でボールを奪うと、左サイドから攻め込む。ショートパスをつなぐと、MF片山奨典のパスを受けた武富がファーストタッチでDF一人をかわすと、ドリブルで中央へ流れて、右足を振りぬいた。これがゴールネットを揺らし、2-0に突き放す。武富にとっては4戦連続となるゴールが決まった。後半もそのまましのぎ切ると2-0の勝利。熊本が3連勝を果たした。

 試合後、1得点1アシストの武富は「みんな同じ強い気持ちで試合に入った。それが前半良かったのにつながったと思う」とコメント。「3連勝したといってもチームの順位は全然下なので、上に上がるために自分が点を取って勝ちたいと思う」と貪欲に話した。また、先制点を決めた大迫は「まだまだ連勝して上にいかないといけないので、次も勝って上を目指したい」と力を込めた。

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