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[Fリーグ] 町田はホーム開幕戦で大敗、神戸が連勝を飾る

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[7.14 Fリーグ第4節 町田 2-6 神戸 町田]

 Fリーグは14日に第4節を迎え、ペスカドーラ町田デウソン神戸を町田市立体育館に迎えて試合を行った。立ち上がりのチャンスを生かした神戸は、その後も得点を重ねて3-0で前半を折り返す。後半に入っても、町田はボールを前に運ぶことができず。逆に神戸に速攻から失点を喫して、大差をつけられる。FP横江怜が2点を返し、意地を見せたものの、ホーム開幕戦に2-6で敗れた町田は、第1節以降勝利がなく、3連敗を喫している。

 試合は5分に動く。敵陣でボールの奪い合いに勝ったFP西谷良介が、FP稲田瑞穂とのワンツーからフリーになり、先制点を流し込む。6分にも神戸は高い位置でFP原田浩平がボールを奪い、FP須藤慎一にパス。須藤はゴール前にパスを送るが、ボールを受けに走る選手がいなかった。町田も7分にゴール前で細かくパスをつなぎ、シュートに持ち込んだがFP狩野新のシュートはGK冨金原徹に、足で防がれた。

 11分には神戸が追加点を挙げる。FP鈴村拓也がタメをつくり、右サイドを上がったFP江藤正博にパス。江藤は縦にボールを流しシュートを放つと、逆サイドネットに決まり、神戸が2-0とリードを広げた。さらに13分にもボールを奪った神戸は、GK冨金原徹からの速攻で稲田が追加点を挙げ、3-0と町田を引き離す。

 しっかりとパスをつなぎながら神戸のゴールに迫る町田は、狩野、FP永島俊らがシュートを放つが、得点を挙げることはできない。逆に17分には神戸のFP山蔦和弘が左サイドをワンツーで突破し、中央に折り返したがFP森洸には合わなかった。このまま前半は3-0と神戸がリードして終了する。

 後半に入っても町田はパスを回すが、神戸の守備を崩すことはできずにゴール前までボールを運ぶことはできない。逆にボールを奪った神戸はしっかりと攻撃をシュートで終える。反撃の糸口が見えない町田も10分、キックインからFP三輪修也がシュートを打つが、ミートできずに得点を挙げられない。

 7分を切り、ようやく敵陣でボールを回せるようになった町田は、14分にFP篠崎隆樹がシュートをするも、鈴村にブロックされた。同15分には狩野が倒されてFKを獲得する。ここで関野淳太監督はタイムアウトを取る。このFKをFP甲斐修侍が流したボールをFP横江怜が決めて1-3と町田が1点を返す。

ここから町田はパワープレーに出たが、逆に失点を重ねてしまう。西谷に正確なシュートを決められ1-5と点差を広げられる。それでも、横江が左サイドからカットインしてシュートという得意とする形で1点を返し、何とか食らいつこうとする。しかし、FP岡崎チアゴにパワープレー返しを決められて、2-6と点差を広げられた。

 このまま試合終了。町田はホーム開幕戦で大敗を喫してしまう。一方の神戸は勝ち点を6に伸ばしている。

ペスカドーラ町田 2-6デウソン神戸
[ペ]横江怜2
[デ]西谷良介3、江藤正博、稲田瑞穂、岡崎チアゴ

(取材・文 河合拓)

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