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[天皇杯]清水が甲府に3-0快勝。長沢が初ゴール!

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[11.14 天皇杯4回戦 清水3-0甲府 とりスタ]

 清水エスパルスはJ1昇格を争いを繰り広げるヴァンフォーレ甲府に貫禄を見せ、3-0で完封勝ち。5年連続で8強入りを決めた。

 前半33分にFW原一樹のゴールで先制すると、後半4分にはオウンゴールで追加点。極めつけは後半10分、公式戦初先発の21歳長身FW長沢駿が初ゴールをヘディングで決めて3-0と突き放した。

 清水の公式HPによると、入団から3年目に生まれた公式戦ゴールに長沢は「早く点を取りたい、早く結果を残したいと思っていた中で、プロ3年目にしてようやくプロ初ゴールを決めることができてよかった。アシストしてくれたイチさん(市川)に感謝している。プロ初先発で試合に出たが、すんなりと入っていけたと思う。チームの状態がよくなかったので、どうにか勝ってリーグ戦につなげたいと思っていた。その中で結果を出せたのでよかった」と話した。

 師匠と仰ぎ、今季からJ2C大阪に移籍した元日本代表FW西澤明訓の背番号20を受け継いだ。その西澤は先日、今季限りでの引退を発表。「アキさん(西澤)のためにも決めたかった」と明かしたという。

 長谷川監督は「選手が力を合わせて戦い、準々決勝に駒を進めることができてよかった。ケガや疲労が多くなってきて、メンバーを固定できない中で、久々に出た何人かの選手がよくやってくれたと思う。長沢はくさびのボールを受け、ミスも少なく前線で起点になり、守備の切り替えの部分でもバランスよくプレーしてくれた。また、素晴らしいゴールも決めてくれて、私の評価だが100点満点のプレーをしてくれたと思っている」と長沢ら控え組選手の奮闘をたたえた。

(文 近藤安弘)

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