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[天皇杯]G大阪は鳥栖に勝利も、西野監督「内容的に満足のいくものではない」

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[11.14 天皇杯4回戦 鳥栖1-3G大阪 広島ビ]

 前回覇者のガンバ大阪はFWルーカス、FWペドロ・ジュニオールの助っ人そろい踏みゴールなどで鳥栖を3-1で退けた。前半9分、MF橋本英郎がもらったPKをルーカスが決めると、同40分にはルーカスのパスからペドロが決めて2-0。後半5分にはMF明神智和のゴールも決まった。

 ただG大阪の西野監督は渋い表情だった。後半2分に鳥栖FWハーフナー・マイクに失点。G大阪の公式HPによると、「結果的にはこうなったが、中盤の構成力はなかった。次(清水戦)につなげるゲームとして、ハーフナーをヨンセンとし、強烈なターゲットを持つ相手にどう戦うか。いい意味で課題が出た。特にディフェンス面では、ポジションを誤ればこうなる。内容的に満足のいくものではない」と振り返った。

 チームはJ1逆転優勝、そして天皇杯制覇と高い目的を掲げているだけに、指揮官の理想は高い。勝って兜の緒を締めた形だ。

(文 近藤安弘)

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