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[天皇杯]甲府は敗戦もJ1昇格に手応え

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[11.14 天皇杯4回戦 清水3-0甲府 とりスタ]

 ヴァンフォーレ甲府は"兄貴分"を下すことはできなかった。かっては、選手の行き来や清水の関連会社が練習着のスポンサーになるなど関係の強い清水が相手だが、この日の試合ではけが人を抱えていたこともあり、完敗だった。

 FWマラニョン、MF林健太郎、DFダニエルら故障を抱える主力選手を温存したほか、システムも3-5-2から4-3-3に変更。DFウェベルトンを中盤で起用するなどテストも兼ねた結果、オウンゴールなどバランスを崩して失点した。

 ただシュート数は清水より5本多い13本。J1の上位相手に通用したところもあった。今季のJ1昇格に弾みのつく試合になったようで、スポーツニッポンweb版によると安間監督は「負けたが、湘南戦につながる試合」と前向きにとらえていたという。

 現在4位の甲府は、勝ち点で並ぶ3位湘南と21日に直接対決する。この日の試合で出た課題を消化し、必勝につなげたい。

(文 近藤安弘)

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