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[大学女子選手権]神奈川大が延長戦制し、初の決勝へ

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[1.3 第18回全日本大学女子サッカー選手権大会準決勝 神奈川大 3-2 関東学園大 西が丘]

 第18回全日本大学女子サッカー選手権大会準決勝が3日、東京・西が丘サッカー場で行われた。第1試合は神奈川大(関東1)対関東学園大(関東4)。関東同士の一戦は、両校凌ぎを削るシーソーゲームとなり、延長の末3-2で神大が勝利した。

 前半、前線へとロングボールを送る神奈川大に対し、関東学園大はスピードあるカウンターでチャンスを演出。前半19分、関学はカウンターで攻め上がったMF嶋田愛子主将(4年=磐田東高)のクロスに反応したFW野村まい(3年=太田女子高)がシュートを突き刺し先制する。対する神大は10番のMF永田真那(4年=三木FCドリームス)を中心にシュートを放つも、関学ゴールを破れず前半を終えた。

 関学の1点リードで迎えた後半4分、神大はMF小山真央(4年=相模原SC)がCKを直接決め、試合を振り出しに戻す。さらに10分にはFW長田いづみ(2年=桐陽高)がドリブル突破から冷静に決め2-1と逆転に成功した。
 だが、関学は37、40分と新たに選手を投入すると、44分に獲得したPKをMF北原佳奈(3年=藤枝順心高)が決め、2-2。劇的な同点ゴールにより延長戦へ持ち込んだ。

 それでも神大は延長前半8分、MF水島久美(2年=湘南学院高)がDFのミスを突きボールを奪うと、そのまま着実に決め3-2。これが決勝ゴールとなり、神大が初の決勝へと駒を進めた。

(文 小堺めぐみ)

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