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[大学女子選手権]早稲田大、質の高いサッカーで大体大を圧倒

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[1.3 第18回全日本大学女子サッカー選手権大会 準決勝 早稲田大 2-0 大阪体育大 西が丘]

 準決勝第2試合は大阪体育大(関西1)対早稲田大(関東2)。終始早大ペースで試合が進み、2-0で勝った早大が2年連続となる決勝進出を果たした。早稲田大は1月6日の決勝(国立、11時30分開始)で神奈川大と戦う。

 前半、早大はMF小山季絵(3年=日ノ本学園高)を中心に、質の高いパスサッカーで攻撃を組み立てる。一方、大体大はコンパクトに守備を固め、シュートを打たせない。
 それでも均衡を破ったのは早大。35分だ。小山がミドルシュートを決めて先制する。失点した大体大だが、その後は必死のクリアで防戦し、前半を1点ビハインドで折り返す。

 すると後半、大体大も前線で次第にパスを回し始め、ゴールへ近づく攻撃を見せる。しかし早大は38分、MF小野瞳(3年=聖和学園高)のCKに合わせたMF高畑志帆(2年=藤枝順心高)のヘディングシュートがクロスバーを直撃。その跳ね返りをDF島田知佳(4年=日テレ・メニーナ)が押し込み、2-0と引き離した。

 大体大もFW山内典子(4年=日ノ本学園高)の積極的な仕掛けを中心に反撃を試みるも、そのまま試合は終了。早大が4年ぶりの日本一へと王手をかけた。

(文 小堺めぐみ)

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