beacon

G大阪は泥沼の4戦未勝利。大ブーイングも遠藤は「少しずつガンバのサッカーを取り戻している」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.28 J1第4節 G大阪2-2仙台 万博]

 ガンバ大阪はまたしても勝利をつかめなかった。後半ロスタイムまで2-1とリードしていたが、DF山口智がまさかのハンドでPKを献上し悪夢の同点。これで4戦未勝利、3試合連続ドローとなった。

 ペドロ・ジュニオールの造反劇など暗い話題が多かったが、23日のACLアームド・フォーシズ戦に4-2で今季公式戦初勝利を挙げ、リズムに乗れるのではと期待が高まった。試合内容自体はそれほど悪くなく、後半9分にPKで先制されながらも、同34分には日本代表MF遠藤保仁のPK弾で同点に。その後はラッキーボーイとなりつつあるFW平井将生が後半40分に逆転ゴールを決めた。

 しかし・・・。優勝候補も勝ち点は4試合でわずか3で、G大阪によると、西野朗監督は「より高い位置で有効なボールを獲るためのディフェンス、そしてそこから仕掛けていく。これを両方出来ないとガンバのスタイルには戻れない。やり続けていくしかない」と嘆いているようだ。

 試合後、ピッチを1周するイレブンには大ブーイングが巻き起こったようだが、遠藤は「少しずつガンバのサッカーを取り戻している」とコメント。大黒柱の言葉を信じて、サポーターは勝利を待つしかない。

(文 近藤安弘)

TOP