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新潟がチョ・ヨンチョルの2ゴールで清水相手に4発快勝!!

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[8.17 J1第19節 新潟4-1清水 東北電ス]

 7位・アルビレックス新潟がホームで2位・清水エスパルスに4-1で大勝した。

 リーグ前半戦で清水に唯一の黒星(2-0)をつけた相性の良さはこの日も健在だった。前節、山形戦(0-1)で12試合ぶりの黒星を喫した新潟だが、この日は攻撃陣が大爆発。まずは前半32分、MFマルシオ・リシャルデスが直接FKをゴールへと沈めて先制に成功する。

 さらに同42分には左サイドのDF酒井高徳がミドルシュート。これは、DF本田拓也にブロックされたものの、左サイドでこぼれ球を拾ったMFチョ・ヨンチョルが自ら仕掛けると、そのまま強烈なシュートを決めてみせた。

 2-0とリードして迎えた後半も新潟の勢いは止まらない。4分、右サイドのFWミシェウが中央からPA内右へと走りこんだFW矢野貴章へとノールックパス。これを矢野が右足で3点目を獲得する。

 この後、清水FW原一樹に個人技から1点を返されるも、ロスタイムにカウンターからPKを獲得したチョ・ヨンチョルが自ら決め、4-1。前半戦に引き続き、清水に勝利した新潟の矢野は試合後のテレビインタビューで「ホームのアドバンテージと中3日というアドバンテージを活かすことが出来てよかった」と喜んだ。
 
 新潟はこの日、3-0とリードした後半27分にはマルシオ・リシャルデスに代え、5日に獲得が発表されたばかりの新助っ人、MFジョン・パウロを投入。同33分にはシュートを打つなど上々のJリーグデビューを果たしている。

 今回と同じく、次節も中3日の厳しい日程で行われる。ジョン・パウロをテストしたほか、後半に主力3選手を交代出来たことはこの時期の連戦においては好材料。2位相手に快勝し暫定6位へと順位を上げた新潟は、リーグ後半戦の優勝争いで台風の目となるべく、この勝利を追撃の狼煙とするか。

(文 片岡涼)

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