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過密日程のG大阪がロスタイム弾で新潟に勝利、ACL圏内へ勝ち点3差

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[9.11 J1第22節 新潟1-2G大阪 東北電ス]

 勝ち点34で並ぶ6位ガンバ大阪と8位アルビレックス新潟の一戦は、G大阪が2-1で逆転勝利を挙げ、5位へ順位をひとつ上げた。

 ナビスコ杯準々決勝第2戦から中2日の連戦となったG大阪はU-19日本代表に招集されているFW宇佐美貴史が不在。MF遠藤保仁とMF明神智和は故障で欠場し、さらにDF加地亮も出場停止と、主力4人を欠く厳しい状況で試合に臨んだ。

 試合は後半4分にFWチョ・ヨンチョルに先制ゴールを許す苦しい展開。それでも、失点からわずか5分後の同9分、MF二川孝広の左CKにPA内中央でDF高木和道が頭で合わせる。高木のリーグ戦2試合連続ゴールで試合を振り出しに戻した。

 そのまま1-1で試合終了かと思われた後半45分、左サイドでボールキープしたDF下平匠からのパスを受けたFWドドが豪快なシュートを決め、土壇場で逆転に成功した。

 西野朗監督は試合後のインタビューで「プラスの材料がまったくないコンディションでの勝利はうれしい」と、過酷な連戦を白星で締めくくったことを喜んだ。C大阪や清水がもたつく中、勝ち点3を積み上げ、ACL出場圏内とは勝ち点3差。劇的勝利の勢いに乗り、C大阪、川崎Fと続く上位対決に臨む。

(文 片岡涼) 

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