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新潟が矢野移籍後、今季初の2連敗も…19歳加藤のデビューに光

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[9.11 J1第22節 新潟1-2G大阪 東北電ス]

 アルビレックス新潟が痛恨の逆転負けで今季初の2連敗を喫し、ACL圏内まで勝ち点6差に広がった。

 この日はU-19日本代表に招集されているDF酒井高徳が不在のほか、司令塔のMFマルシオ・リシャルデスも欠場。三菱養和SCユース出身のルーキーMF加藤大が代役として先発起用され、プロデビューを飾った。

 後半4分、右サイドからDF西大伍が折り返したボールを受けたMFチョ・ヨンチョルが切り返してから右足で豪快に先制点を奪う。しかし、その後はG大阪の波状攻撃にさらされ、同9分にセットプレーから同点に追いつかれると、試合終了間際に勝ち越しゴールを決められた。

 これでFW矢野貴章のドイツ移籍後、2連敗。司令塔のマルシオも不在という厳しい状況だったが、加藤という若い力の台頭は明るい材料か。黒崎久志監督は試合後のインタビューで「(加藤)大はU-19日本代表でしっかりいろんな経験を積んでいる。Jでもできるかと思い切って使ったが、彼らしいプレーはできていた」と、デビュー戦となった19歳を評価していた。

(文 片岡涼)

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