beacon

[選手権]タレントたちが競演!静岡4強決定

このエントリーをはてなブックマークに追加
 第89回全国高校サッカー選手権静岡県大会は3日、準々決勝を行い、ベスト4が決まった。準決勝は6日、袋井市のエコパスタジアムで清水商対東海大翔洋、静岡学園対藤枝明誠の2試合が行われる。

 全日本ユース(U-18)選手権4強の静岡学園は飛龍と対戦。前半5分、右サイドを突破したJ注目の2年生FW澤上竜二(2年)に先制ゴールを叩き込まれる苦しいスタートとなった静岡学園だったが17分、MF伊東幸征(2年)がコントロールショットを決めて同点に追いつく。さらに35分には川崎フロンターレ加入内定と報じられているMF大島僚太(3年)のPKで勝ち越し。後半はFW鈴木健太、DF松本翼(ともに3年)の連続ゴールなど5点を加えて7-1で大勝した。

 昨年全国8強の藤枝明誠と07年全国準Vの藤枝東が激突した「藤枝ダービー」は前半28分、左CKをDF向田将梧(3年)が頭で押し込み、藤枝明誠が先制。さらに30分にはMF松村悠平(3年)が約40mのスーパーゴールを決めてリードを広げる後半ロスタイムにはカウンターからDF神谷良太(3年)がダメ押しゴールを奪い、藤枝明誠が3-0で勝った。

 磐田東と対戦した全国V3度の名門・清水商は前半5分、右クロスを1年生FW佐野翼が右足ボレーで合わせて先制。磐田東は直後にDF鈴木辰(3年)のPKで同点に追いつくが清水商は前半39分、U-17日本代表FW風間宏矢(2年)がグラウンダーの右足FKをねじ込み勝ち越し。清水商は後半1分にも風間の鮮やかな左足ループで加点するとその後も2点を加え5-2で勝利した。

 東海大翔洋と浜松開誠館との一戦は0-0で延長戦へ突入。その前半6分、左クロスを最後は10番FW遠藤聖也(3年)が右足ボレーでねじ込み、東海大翔洋が1-0で勝った。東海大翔洋は11年ぶりの準決勝進出となった。

【静岡】
[準々決勝]
静岡学園 7-1 飛龍
藤枝明誠 3-0 藤枝東
清水商 5-2 磐田東
東海大翔洋 1-0(延長)浜松開誠館

(文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2010

「ゲキサカ」ショート動画

TOP