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[選手権]アーセナル入りの宮市“スーパーゴール”中京大中京がV2:愛知

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 第89回全国高校サッカー選手権愛知県大会決勝が13日、名古屋市の瑞穂陸上競技場で行われ、中京大中京が2-1で東海学園に勝利。2年連続12回目の全国大会出場を決めた。

 イングランドの名門、アーセナルと仮契約を結んでいるU-19日本代表の高速アタッカー、FW宮市亮主将(3年)がチームを2年連続の全国舞台へと導いた。

 中京テレビによると試合は前半29分、敵陣右サイドでDFをかわした1年生MF畑潤基がGKの頭上を射抜くミドルシュートを決めて2年ぶりの優勝を狙う東海学園が先制。だが中京大中京は34分、肥高良尚(3年)の右クロスに対してファーサイドへ飛び込んだ宮市が頭でゴール右隅へと決めて同点に追いつく。

 そして後半13分、宮市のスーパーゴールが今夏の全国高校総体で2勝を挙げている実力派、東海学園を沈める。PA左サイドでボールを持った宮市は相手DF2人に前を阻まれながら、瞬時の加速でマークをずらすと左足を振りぬく。これがゴール右サイドネットへと突き刺さる決勝ゴール。全国総体予選では決勝リーグにも進むことができなかった中京大中京が、実力校同士の対決を制し、シーズンラストの大会で全国舞台へと駆け上がった。

【愛知】
[決勝]
中京大中京 2-1 東海学園

(文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2010

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