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[目指せJFL!2010コラム]大分にはHOYO Atletico ELANもある!

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由布市・大分市を中心に活動するHOYO Atletico ELAN。名前に企業名はあるが、地域に根差した「総合スポーツクラブ」として成長中。今大会、その奮戦記をお届けします。

 みなさんこんにちは。HOYO Atletico ELANの佐藤と申します。名前が長くて読みにくくていつも指摘されますが、これにも経緯がありましてこうなりました。それについては後ほど……(笑)

 まずはチーム発足の経緯を説明させてもらいます。2003年に豊洋精工㈱と関連企業の社員により「HOYOFC」として発足しました。発足当初は社員20人ぐらいで、半分は初心者で同好会的な感じで活動しておりました。

 そして活動拠点は主に由布市・大分市を中心に活動しております。由布市と言えば湯布院や湯ノ平をはじめとする日本屈指の温泉地帯で種類は多種多様です。大分市は海の幸など美味しい食べ物に恵まれた土地です。観光では高崎山の猿などが全国に知られています。

 名前の由来ですが、2005年に、より地域密着を図るため、地元のジュニアチーム「アトレチコエラン」と合併したことで「HOYOAtleticoELAN」となりました。愛称はHOYOだったりELANだったり……。同年に目標を九州リーグ昇格にし、大分でも屈指のサッカークラブになろうと新たな挑戦が始まりました。

 そこから徐々に大分県から県外の大学に行っていた選手が故郷に戻り、入団してきて2007年には大分県1部昇格、2010年には九州リーグ昇格を決めることができ、1つの目標を達成することができました。九州リーグ昇格後は、15勝1敗という戦績を残し、大分トリニティ(大分トリニータ)、ロッソ熊本(ロアッソ熊本)に続く3チーム目の初参戦初優勝をなしとげ、地域決勝大会に挑戦することができました。

 チームは九州リーグ優勝・そしてJFL挑戦と飛躍するにつれて1企業のチームから、地域のチームに変貌してきております。下部組識のサッカー普及・強化にも力を入れており、U-15・U-12・U-9・キッズスクールがありクラブ全体での部員数は約250名ほどになってきています。そんな中U-15はOFAリーグ1部に昇格、九州大会出場・全国大会出場を目標に頑張っています。

 来季は地元で多くのサッカーイベントをはじめ地域貢献活動に積極的に参加していこうとしています。地域の中で、このHOYO Atletico ELANが永年に渡り、活躍し続けることが大切であると認識し頑張っております。

 今このクラブを運営する上で思うことは、「クラブに関わった全ての人が飛躍できる場所」であってほしいと願っています。それは選手としても、監督・コーチなどの指導者としても、そして一社会人としても全員がHOYOAtleticoELANにいることを誇りに思えるクラブになればと思っております。

▼関連リンク
第34回全国地域決勝大会特集ページ

(HOYO Atletico ELAN統括部長 佐藤輝和)

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