JFL昇格がかかる第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会の決勝ラウンドが12月3日から、千葉・市原臨海競技場で行われる。1次ラウンドを突破した横浜スポーツ&カルチャークラブ、三洋電機洲本サッカー部、カマタマーレ讃岐、AC長野パルセイロの4クラブがリーグ戦を行い、上位2チームが自動的にJFLに昇格する。

　今回ここでは1次ラウンドの試合結果を振り返り、各クラブの首脳陣、主将に最終決戦への意気込みを聞いた。

■横浜スポーツ&カルチャークラブ(YSCC)
<1次ラウンド>
○vsレノファ山口3-0
○vsS.C.相模原0-3
□vsHOYO Atletico ELAN3-2

[チーム得点王]
2得点:辻正男

以下、インタビュー

☆主将:鈴木陽平(32)
―1次Rを振り返って。
　最後は運が味方してくれましたが、運を引き寄せるために我々はいろいろな場面で努力してきました。一番大切な場面で報われました。

―1次Rで見つかった課題と、自信がついたことは?
　課題は失点が多かったこと。連戦なので、疲れてきた時の集中力が重要だと思います。予選で苦しんだ分、チームの団結力は増しました。

―主将が期待する、お勧めの選手を教えてください。
　辻正男選手です。調子に乗ったら、誰も彼のドリブルは止められないでしょう。

―決勝Rのライバルは?その理由は?
　3チーム全て、JFL昇格を争うライバルです。
　　　
―JFLへの思いを聞かせてください。
　横浜にはJ1とJ2のクラブはありますが、JFLはありません。地方のクラブがJに行くのと同じぐらい、横浜にJFLのクラブを作るのは価値があると思っています。クラブ発展のためには昇格は必須です。

―どんなサッカーをして決勝Rを勝ち抜きますか?　そして、意気込みをお願いたします。
　応援してくれている全ての人達への感謝の気持ちを持って戦います。熱い戦いをして絶対昇格します。


★監督:三宅大輔(32)
―クラブの売りは?
　800人の会員のトップチームであり、多くの方の支援の下でチームが成り立っている。選手はその有り難味を感じながら唯一で最大の目標であるJFL昇格という高い志を持っている。

―クラブの将来の目標は?
　多くの地域の方がYSCCによって幸せな生活になるようになってほしい。

―1次Rを振り返っての感想、また決勝Rはどんなサッカーで勝ちますか?
　1次Rでは21人の選手が出場したが、アマチュアらしく選手全員で戦い、スタッフ、サポーター、下部組織の選手等クラブを愛する人の結集した力で勝利したい。

[写真]横浜スポーツ&カルチャークラブ

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(構成　近藤安弘)