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[選手権]チーム紹介:帝京可児(岐阜)

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帝京大可児
出場回数:4年ぶり2回目
監督:仲井正剛
創部:2003年
最高成績:
2回戦敗退(06年度)


[チーム紹介]
 中高一貫指導で強化を図ってきた岐阜の新鋭が創部8年目で2回目の全国出場だ。「歴代最弱チーム」と評価を受けてスタートもプリンスリーグ東海2部を制し、選手権予選でも接戦を確実にものにして全国切符を獲得した。パンチ力のある左足を持つFW小田主将や快足サイドアタッカー・大山、1年からレギュラーのFW川村などポイントゲッターもおり、得意の接戦に持ち込めば勝ち上がるチャンスは十分にある。

【勝ち上がり】
[決勝]
2○1各務原
得点者:川村、三島
[決勝先発布陣]
4-4-2
   小田  川村(2)

大山        森(2)
     
   今井(2) 三島(2)

伊藤(2)古田  小森(2)市川 

     尾関

[決勝戦評]
 V候補筆頭の岐阜工を延長戦の末下して決勝進出した各務原との決戦。左MF大山のチャンスメークから決定機をつくる帝京可児の攻撃力に対し、各務原は粘り強い守りと2年生FW片桐の個人技などで対抗する。チャンスを生かせないでいた帝京可児だったが後半17分、MF三島が左サイドのスペースへパス。これを受けた大山がクロスを上げると、ファーサイドのFW川村が打点の高いヘディングシュートで均衡を破った。さらに帝京可児は19分、MF森のインターセプトから川村がシュート。このこぼれ球を三島がダイビングヘッドで押し込み2-0とした。各務原は後半ロスタイムにMF青木が渾身のダイビングヘッドで1点差に迫ったが反撃はそこまでだった。
[準決勝]
1○0大垣工
得点者:川村
後半38分、MF三島のスルーパスからFW川村がV弾
[準々決勝]
2○1長良
得点者:川村、三島
[2回戦]
3○1麗澤瑞浪
得点者:大山、森、市川

【注目選手】
●MF大山翼(3年)
抜群のスピードでサイドを奪い取る攻撃のキーマン
●MF小田駿太(3年)
主将。パンチ力のある左足と局面を打開する突破に注目
●FW川村健人(2年)
パワーと技術を兼ね備えたストライカー。県予選は3戦連発
●MF三島栄高(2年)
右足キックと鋭い飛び出しが武器。決勝ではダイビングヘッドで頭部を負傷しながら魂のゴール

【今季成績】
総体:県準優勝
決勝で岐阜工にPK戦で敗れる
プリンスリーグ:東海2部優勝

応援メッセージ
(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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