beacon

[EL]喪章を付けてプレーした本田、試合後には被災者へメッセージ

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.17 EL決勝T2回戦第2戦 ポルト2-1CSKAモスクワ]
※2戦合計3-1でポルトが準々決勝進出

 ヨーロッパリーグ(EL)は17日、各地で決勝トーナメント2回戦第2戦を行い、MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワ(ロシア)はアウェーでポルト(ポルトガル)に1-2で敗れ、2試合合計1-3で敗退が決まった。

 11日に日本で起きた東北地方太平洋沖地震を受け、試合前にはピッチ上に日本語で「私たちは日本の皆さまと共にいます」と書かれた横断幕が掲げられ、両チームの選手が黙とうを捧げた。スタンドのビジョンには「With You Japan」の文字も表示された。

 両チームの選手が喪章を付けてプレーした試合。本田は4-4-2のセンターハーフでプレーし、攻守のバランスを取りながら攻撃の起点となったが、ゴール前で決定的な仕事ができず、チームも8強入りを逃した。

 スポーツニッポンWeb版などによると、本田は試合後「今こそ前を向いて、希望を持って一緒に頑張ってほしい。あきらめずにこの現状を乗り越えてほしい。頑張ってください」と、被災者にメッセージを送ったという。

[写真]喪章を付けてプレーした本田圭佑

(文 西山紘平)

▼関連リンク
EL10-11特集

TOP