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長友帰国「ただ単に試合をやりに来たんじゃない」

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 「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」(29日、長居)に出場する日本代表DF長友佑都(インテル)が22日、関西空港着の航空便で帰国した。

 今回の復興支援試合で対戦するJリーグ選抜「Jリーグ TEAM AS ONE」のストイコビッチ監督(名古屋)と同便で帰国した長友。日刊スポーツweb版によると「ただ単に試合をやりに来たんじゃない。ぼくのプレーであきらめない姿勢と勇気や希望を感じてくれたら」。

 震災発生直後に自身のブログで「ピッチで戦い、明るいニュースでみんなに元気と勇気を与える」と誓った長友は、言葉通りに欧州CLでチームの8強進出に貢献。勝利したバイエルン戦後にも「どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない、みんながいる。みんなで乗り越えよう」と書き込んだ日の丸を掲げて日本へメッセージを送った。

 今回は待ちわびていた日本のピッチでのプレー。昨年の世界一クラブ、インテルで成長し、明るいニュースを届けてきた長友が、日本のピッチでどんな困難に対してもあきらめない姿勢を日本のファンに見せる。

(文 吉田太郎)

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