beacon

前田は4戦連続の不発…60分間10人の磐田が初黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.3 J1第9節 川崎F1-0磐田 等々力]

 ジュビロ磐田が今季初黒星を喫した。負傷のDFパク・チュホに代わって今季初先発となったDF山本脩斗が前半30分に2枚目の警告を受け、退場。残り60分間、10人での戦いを余儀なくされ、シュートわずか3本の零封負けに終わった。

 少ないながらもチャンスはあった。山本脩が退場する前の前半20分にはDF駒野友一の左CKからFW前田遼一がヘディングシュートを放つもGKの好セーブに阻まれる。後半38分にはFKのこぼれ球を前田が狙ったが、枠を捉えられなかった。Jリーグ2年連続得点王のエースが開幕から4試合連続の不発。数的不利という苦しい展開の中、必死に耐え続けた守備陣も終了間際の後半45分に失点を許し、万事休すだった。

 クラブによると、柳下正明監督は「選手は粘り強くプレーしてくれたと思う。特に後半44分まで非常にいい仕事をしたなと。11人で今日のゲームをやりたかった」と悔しさを隠さず、GK川口能活は「最終ラインの選手を中心に体を張って守っていたし、前向きに捉えたい。最後まで必死になって戦っていたし、今後も今日のような気持ちを忘れずに戦うことが大事だと思う」と、7日の山形戦へ気持ちを切り替えていた。

(文 西山紘平)

TOP