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ホームで勝てない甲府、4季ぶりのJ1白星はまたもお預け

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[5.3 J1第9節 甲府1-1大宮 中銀スタ]

 ヴァンフォーレ甲府はホームで大宮と1-1で引き分けた。今季4試合目にして、早くも3戦目のホーム戦だったが、またしても勝ちきれず。4年ぶりのJ1白星は遠い。

 前半15分に早くも失点を喫し、1点を追う展開となった。同36分、左サイドから突破を仕掛けたMF永里源気がマイナスのクロスを上げる。MF石原克哉が右足で合わせたがGKに止められた。同43分には石原の右CKにDFダニエルが頭で合わせたが、枠を外れた。

 1点ビハインドで迎えた後半、ようやく甲府の攻撃が実った。後半8分、ダニエルのロングパスをゴール右でFWハーフナー・マイクが頭で落とし、こぼれを左足ダイレクトでFW阿部吉朗が決めてみせた。前半32分にMF養父雄仁が負傷交代し、代わりに出場した阿部が結果を残した。同16分には、FW松橋優に代わって、FW柏好文が出場。前線で果敢に仕掛け、チャンスをつくる。同30分にはDF冨田大介が負傷し、代わりにDF小林久晃が出場するも難なくプレー。ゴールラインを割らせない。同41分、阿部がミドルシュートを狙っていったが、GK正面。逆転することはできず、1-1で引き分けた。

 クラブによると三浦俊也監督は「グラウンドに出ている選手は90分間よくやってくれた。途中から入った3人も満足いくプレーをしてくれた」とコメント。途中出場から流れを変えた阿部や柏、小林らをねぎらっていた。

(文 片岡涼)

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