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3戦連続完封の北九州がホームで413日ぶり勝利、水戸はPKでの失点に泣く

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[5.8 J2第11節 北九州1-0水戸 本城]

 ギラヴァンツ北九州水戸ホーリーホックに1-0で勝利した。ホームでの白星獲得は、昨年3月21日の東京V戦(1-0)以来、実に413日ぶりのこととなった。

 今季から指揮官に就任した三浦泰年監督にとっては、これがホーム初勝利。「これからもあたたかく選手たちを見守ってください。本当にありがとうございました。きょうスタートを切りました」と試合後のテレビインタビューでは熱く話した。

 後半24分、PA内に仕掛けたDF宮本亨がMF小池純輝に倒されてPKを獲得。これをFW池元友樹が冷静にゴール左に突き刺して、決勝点を決めた。この日は序盤から果敢にシュートを狙っていった。前半16分、19分と池元の狙ったミドルシュートは、いずれもGKに止められたがチャンスをつくった。同21分にはスルーパスに抜け出して右足シュート。これは惜しくもDFにクリアされた。流れの中からのゴールを取ることはできなかったが、結果を左右するPKをきっちり決めた。「PKなのでアレですけど、味方が取ってくれたPKだったので、強い気持ちで決めました」試合後には笑顔をみせた。

 昨季はJ2で最下位に沈み、シーズンをまたいで35試合未勝利という不名誉な記録を更新していた。しかし、前々節の愛媛戦で3-0の勝利を収め、この記録をストップ。前節の熊本戦では0-0で引き分けた。これで3戦連続の完封だ。三浦体制で初のホーム白星を手に、北九州が新たなスタートを切った。

(文 片岡涼)

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