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G大阪がアドリアーノ2発で公式戦3連勝!!

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[5.21 J1第12節 G大阪2-1新潟 万博]

 ガンバ大阪はFWアドリアーノの2得点で新潟に2-1で勝利した。ACL組の鹿島やC大阪が苦戦するなか、これで公式戦3連勝と結果を残している。中2日で戦うACL決勝トーナメント1回戦のC大阪戦へ向けて弾みをつけた。

 2得点を決めて今季計6得点で得点ランク単独トップに躍り出たアドリアーノは、試合後のテレビインタビューで「次のACLは昨シーズン所属していた古巣戦ということもあり、特別な思いがあります。精一杯頑張りたい」と早くも次戦へ意気込んだ。

 前半8分、左サイドからドリブル突破を仕掛けたFWイ・グノがDFを抜き去り、中央へラストパス。フリーのアドリアーノが左足で決めて先制に成功した。直後の同11分、右CKからの競り合いでMF二川孝広が相手DFの頭とぶつかり、流血。同15分にはMF佐々木勇人と負傷交代した。その後はMF宇佐美貴史らが果敢に新潟ゴールへ襲い掛かった。同28分にはカウンターから追加点のチャンス。佐々木のパスに宇佐美が抜け出し、シュートを放つも、DFに当たってコースが変化。惜しくもクロスバーを直撃した。1-0のまま前半を折り返した。

 圧倒的に押し込んだ中で迎えた後半33分、まさかの失点を喫してしまった。DF陣のクリアミスから、最後はMFミシェウにシュートを決められ、同点に追いつかれた。後半34分には負傷したDF山口智に代わって、これがJデビューとなるDF内田達也をピッチへ送る。そして終了間際の同43分、試合を決めたのはアドリアーノだった。佐々木の横パスを受けた宇佐美のシュートはGKに弾かれたが、こぼれをアドリアーノが押し込み2-1と再びリードに成功した。そのまま逃げ切ったG大阪が勝利。公式戦3連勝を飾った。

 試合後、G大阪によると西野朗監督は「最終的に全員の勝ちきりたいという想いのゴール。今日は波があったと思う。次につながらなければならないゲーム」とコメント。今回の勝利をACLの“大阪ダービー”につながなければいけないと強く語った。

(文 片岡涼)

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