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新潟は3戦ぶりの得点生まれるも、G大阪に敗れて連敗

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[5.21 J1第12節 G大阪2-1新潟 万博]

 アルビレックス新潟はG大阪に1-2で敗れた。初黒星を喫した前節の柏戦(0-3)に続き、連敗となってしまった。MFチョ・ヨンチョルが前半4分に負傷退場した大宮戦(0-0)から2戦連続無得点だったチームに、ようやくゴールが生まれたことが唯一の光明となった。

 負傷離脱していたFWブルーノ・ロペスが先発に復帰。今季初出場初先発となるFW大島秀夫と2トップを組んだ。開幕戦から2トップの一角を担っていたMFミシェウが2列目に下がった。攻撃のキーマンが戻ってきたことで、立ち上がりから攻めにかかりたいところだったが、前半8分に早くも失点を喫してしまう。その後もシュートを打つことすらできず、前半は1本のシュートを打つのに留まった。

 後半9分にはブルーノがミドルシュートを放ったが枠を外れた。同16分には1本もシュートを打たせてもらえなかった大島に代わって、FW川又堅碁がピッチへ送られた。そして同32分、相手DFの連携ミスから川又が競り合うと、こぼれを拾ったミシェウが自ら持ち込み、右足でシュートを決めた。なんとか同点に追いついた新潟だったが、同43分にはまたもアドリアーノに決められて、再び突き放された。終了間際の45分にはFW酒井宣福を送り出すが、追いつくことはできずに1-2で試合は終了した。

 新潟によると黒崎久志監督は「前半、ああいった形で先制点を取られて、難しい試合になってしまいました」と早い時間での失点を悔やみながらも、「1点を取り、追いつけたことは評価できるのではと思います」とコメント。1点を決めたミシェウも「ゲーム全体として見れば前節よりも回復できた部分はあると思う。もう少しだと思うし、それほどネガティブには捉えていない」と連敗にも前を向いた。

(文 片岡涼) 

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