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今季初先発の植田がプロ初得点&1演出、岡山が北九州の連勝を2でストップ

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[6.4 J2第15節 岡山3-0北九州 カンスタ]

 ファジアーノ岡山が2連勝中のギラヴァンツ北九州に3-0で勝利した。今季初先発のDF植田龍仁朗がプロ初ゴール&1演出の活躍をみせた。

 前半8分、自陣内左コーナー付近から植田が前線へロングボールを送る。これをDF宮本亨がクリアミス。こぼれを拾ったFWチアゴがドリブル突破を仕掛けると、GKを前に左足でブレ球のシュートを決めた。チアゴの得点ランクトップタイとなる今季5点目で先制に成功した。

 後半に入っても岡山の勢いは止まらない。後半13分にはチアゴの右クロスからMF金民均がシュートを決めた。金のJ初得点で2点差にリードを広げた。同43分には、PA外左からMF小林優希のFKをファーサイドでフリーの植田が頭で叩き込み、3-0と試合を決定づけた。プロ初ゴールを決めた植田はベンチ前の影山雅永監督の元へ一目散に駆け寄り、ともにゴールを喜んだ。そのまま試合は終了し、今季最多の3得点を決めた岡山が3-0で勝利を収めた。

 今季初先発でプロ初ゴール&1演出の結果を残した植田は試合後のテレビインタビューで「セットプレーでチャンスがくると思ってた。決めることができて良かった」と笑顔。「しっかり(失点)ゼロで抑えて勝てたことが自分にとっては自信になった」と力強く話した。
  
 これを受けて指揮官は「植田はセットプレーで決めてくれたのは嬉しいですけど、今日も上がらなくてもいいところで上がったり……それでもあれも彼の持ち味ですから」と頬を緩めていた。

(文 片岡涼)

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