今夏に秋田県で開催される平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技の富山県予選決勝が5日、岩瀬スポーツ公園で行われ、富山南と富山一が対戦。1-0で勝った富山一が2年ぶり23回目の全国総体出場を決めた。

　高校年代の全国リーグ、高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグウエスト参戦中の富山一が全国総体切符を勝ち取った。前年優勝の水橋を撃破して勢いに乗る富山南との決勝は0-0の後半17分、左サイドを突破したFW石黒寛人が右足でクロスボール。これを10番FW川西翔吾が右足で合わせて決勝点を決めた。北日本新聞によると川西は「きょうは絶対にゴールを決めようと思っていた。本当にうれしい」と笑顔。28年ぶりに決勝へ進出した富山南はあと一歩で全国へ届かなかった。

(文　吉田太郎)

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