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U-22コンビ奮闘も1点が遠く…磐田は今季2敗目

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[6.11 J1第14節 磐田0-1名古屋 ヤマハ]

 U-22代表コンビが奮闘も今季2敗目を喫した。ジュビロ磐田は5月3日の川崎F戦(0-1)以来、公式戦6試合ぶりとなる敗戦。ロンドン五輪アジア2次予選に臨むU-22日本代表に選出されたFW山崎亮平、MF山本康裕はフル出場で攻撃陣を引っ張ったが、1点が遠かった。

 前半14分、右サイドをオーバーラップしたDF駒野友一のクロスに山崎が頭で合わせるもゴール上へ。後半31には山本康の絶妙なスルーパスから駒野が抜け出し、右サイド深い位置から折り返したが、山崎の決定的なシュートはGK楢崎正剛の好守に阻まれた。0-1の後半ロスタイムには山崎の左クロスから山本康がヘディングシュート。しかし、これも枠を捉えられなかった。

 左かかと痛で7日のチェコ戦を欠場した日本代表FW前田遼一もフル出場したが、シュート1本と精彩を欠いた。スコアレスドローに終わった前節の静岡ダービーに続いて2試合連続の無得点。柳下正明監督は試合後のインタビューで「守備では落ち着きを持ってやっていたが、攻撃でボールを持ったときの落ち着きがなかった。ゴール前でボールを持っている人間に落ち着きがなかった」と、好機を自分たちのミスで逃したことを悔やんでいた。

[写真]名古屋・小川を振り切ろうとする山崎(右)

(文 西山紘平)

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