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草津が連勝!!ラフィーニャ&萬代の2トップが揃い踏み、最後は前田がダメ押し弾

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[6.12 J2第16節 東京V1-3草津 味スタ]

 ザスパ草津が東京ヴェルディを3-1で下し、千葉戦(3-1)に続く連勝を飾った。FWラフィーニャとFW萬代宏樹の2トップがともに2戦連続となるゴールを決めると、終了間際のロスタイムには途中出場のMF前田雅文がダメを押す3点目を押し込んだ。

 前半3分、相手DFのバックパスをDF古林将太がかっさらい、右クロス。これをラフィーニャが右足で決めて先制した。ラフィーニャの今季5得点目のゴールで1点リードで前半を折り返した。迎えた後半11分、ラフィーニャのスルーパスに抜け出したMFアレックスがPA内右からシュート。DF土屋征夫に弾かれるが、こぼれに萬代がつめて2点差に広げた。

 後半19分には失点を喫したものの、終了間際の後半ロスタイム1分には前田がダメ押しの3点目。MF櫻田和樹の左クロスを中央のラフィーニャがスルー。最後はファーサイドでフリーの前田がミドルシュートを沈めた。2戦連続3得点と攻撃陣が好調を維持し、勝ち点3を積み重ねた。

 試合後のテレビインタビューで副島博志監督は「本当にハードなゲームのなかでよくやってくれた」と選手たちを称え、「最初にあそこで点を取れたことがこういう展開になった要因だと思う」と開始3分で手にした先制点を振り返った。

 一方、敗れた東京Vはこれで4戦勝ちなし(2分2敗)となった。DF森勇介が4戦ぶりの先発出場を果たし、果敢に攻めあがったが得点にはつながらない。後半19分には土屋のゴールで1点を返したが、その後の後半32分、MF飯尾一慶が副審に暴言を吐いたとして一発退場。1点のビハインドを10人で戦うことになった。追いつくことはできず、終了間際にはまたも失点。途中出場のFWマラニョンが決定機をつくったが最後のシュート精度を欠き、今季最多タイの3失点で試合を終えた。

(文 片岡涼)

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